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■メールマガジン配信を開始して1年が経ちました!
早いものです。担当者として少ししみじみしました。
隔月公開の DDBJ メールマガジン第7号 web 版です。どうぞご覧下さい。
4月16日から21日にかけて,日本科学未来館にてヒトゲノム解読完了・DNA 二重らせん
発見50周年記念事業が開催されました。講演・展示・国際シンポジウムがあり,DDBJ
も記念展示で活動を紹介しました。
国際ヒトゲノムシーケンス決定コンソーシアムが決定した全ゲノム配列は,公的データ
ベースである DDBJ/EMBL/GenBank 国際塩基配列データベースから公開されています。
DDBJ は日本のチームが決定した配列の登録を受付けました。
写真は4月16日から21日記念展示会場の様子です。
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| ヒトゲノム計画関係者の写真 |
DDBJ の紹介 |
すでにご存知のように,4月14日にアメリカ合衆国・英国・日本・フランス・ドイツ・
中国の6カ国首脳によりヒトゲノム配列解読完了に関する共同宣言がありました。小泉
首相は「全人類の普遍的な知的財産をもたらした偉業である」と内閣総理大臣談話の中
で述べています。
DDBJ では完全配列についての共同宣言や歴史的経緯,概要配列と精密配列の比較,完
全配列のダウンロードなどの情報を得ることのできるサイトを公開しています。
完全配列(Build 33) ダウンロードページは,米国 NCBI から公開されているアノテー
ションの付加された最新データ (Build33) を基に,染色体ごとにまとめてコンティグ
リストを作成したものです。どうぞご覧下さい。
DDBJ では BLAST による相同性検索サービスを web サーバと E-mail サーバで提供し
ています。5月下旬に複数の配列を一括して検索できる機能を追加しました。以下簡単
ではありますが web を利用した場合の使用方法を紹介します。どうぞご利用下さい。
・BLAST の検索画面にアクセスし,通常通りプログラム・対象データベース
などを選択する
・複数の query 配列を multi FASTA 形式で入力またはアップロードする
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例:
>my query sequence 1
CACCCTCTCTTCACTGGAAAGGACACCATGAGCACGGAAAGCATGATCCAGGACGTGGAA
GCTGGCCGAGGAGGCGCTCCCCAGGAAGACAGCAGGGCCCCAGGGCTCCAGGCGGTGCTG
GTTCCTCAGCCTCTTCTCCTTCCTGCTCGTGGCAGGCGCCGCCAC
>my query sequence 2
GGCCAGGGCACCCAGTCTGAGAACAGCTGCACCCGCTTCCCAGGCAACCTGCCTCACATG
CTTCGAGACCTCCGAGATGCCTTCAGCAGAGTGAAGACTTTCTTTCAAATGAAGGATCAG
CTGGACAACATATTGTTAAAGGAGTCCTTGCTGGAGGACTTTAAG
>my query sequence 3
ATGGGTCTCACCTCCCAACTGCTTCCCCCTCTGTTCTTCCTGCTAGCATGTGCCGGCAAC
TTTGCCCACGGACACAACTGCCATATCGCCTTACGGGAGATCATCGAAACTCTGAACAGC
CTCACAGAGCAGAAGACTCTGTGCACCAAGTTGACCATAACGGAC
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・検索結果の受取方法に E-mail を選択し,メールアドレスを入力する
(WWW を選択するとエラーメッセージが出ます)
・メールで Request ID と検索結果が表示されている URL が返信されます
*結果は検索終了後7日間で削除されますのでご注意下さい
複数の配列で検索した場合,検索結果から clustalw への連係機能は利用できません。
結果を E-mail で受け取る場合は,この機能をサポートしていないためです。
getentry は web サーバと E-mail サーバを利用してアクセッション番号などによりエ
ントリデータを検索するシステムです。4月に web 版 getentry に次の2つの機能を追
加しました。どうぞご利用下さい。
バージョン番号をキーにしたエントリ検索機能
バージョン番号はフラットファイルの VERSION 行に記載されており,そのエント
リの配列が訂正・更新された回数を示しています(例:AB000001.1)。このバー
ジョン番号をキーにエントリが検索できるようになりました。これは E-mail 版
でサービスしている get-version と同様の機能です。
使い方その1:
番号指定のメニュー選択欄から [Version Number] を選択する
検索したいエントリのバージョン番号を入力し [検索] ボタンを押す
該当エントリが表示される
使い方その2:
番号指定のメニュー選択欄から [Version Number] を選択する
アクセッション番号を入力し [検索] ボタンを押す
エントリの全バージョンリストが表示される
DAD の塩基配列表示機能
Protein データベース DAD を指定した場合,翻訳前の塩基配列を FASTA 形式で表
示する機能を追加しました。これまではフラットファイル形式か FASTA 形式のア
ミノ酸配列のみでした。
使い方:
Protein データベースから DAD を指定する
出力形式の選択メニューから [塩基配列 FASTA (for DAD)] を選ぶ
番号指定の選択メニューから [Protein ID] を選ぶ
検索したいデータの Protein ID 入力し [検索] ボタンを押す
DDBJ では全国各地で「DDBJing 講習会」を開催しています。DDBJing 講習会は,塩基
配列の登録方法や DDBJ が提供しているデータベース検索・解析サービスをユーザの
方々により深く理解して利用していただく助けになることを目指しています。
8月と9月に DDBJing 講習会の開催を決定しました。日時などが確定しておらず,広報
するにはまだ早いのですがひとあし先にご案内します。
開催予定地と定員,予定日
・高知医科大学(高知県南国市)定員30名程度・8月開催予定
・日本遺伝学会第75回大会・東北大学(宮城県仙台市)定員30名程度・9月24日
講議の内容(予定)
・GTOP, GIB の利用,相同性検索から clustalw へ,SAKURA による塩基配列登録
今回は初めて四国での開催を予定しています。高知医科大学は高速道路の IC が近く交
通の便が良いようですので,四国の方々のご参加をお待ちしています。
遺伝学会では,他の講演と重ならない昼食時または夕方に短時間での開催を予定してい
ます。
開催日や申し込み方法など詳細が決まり次第,メールマガジンと DDBJing 講習会のサイ
トでおしらせします。皆様のご参加をお待ちしています。
CIB/DDBJ, EBI/EMBL, NCBI/GenBank 国際 DNA データバンクは,DDBJ/EMBL/GenBank 国
際塩基配列データベース共同構築の運営・推進をはかるために,国際諮問委員会と国際
実務者会議を年1回開催しています。今年は NCBI のあるメリーランド州ベセスダで第
16回国際実務者会議(5月19日-21日)と,第14回国際諮問委員会(5月22日-23日)が開
催されました。DDBJ からは国際実務者会議に5名の,国際諮問委員会に3名のスタッ
フが出席しました。会議で決定した主な事項については次回のメールマガジンで報告す
る予定です。
ddbjmag@ddbj.nig.ac.jp
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