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国立遺伝学研究所大型計算機(supernig)利用申請(継続)手続きのご案内は2007年度よりメールのみとなり,
2007年度の継続申請の受付は5月31日までとなっておりました。なお,今回,ご案内方法が変わったこともあり,
受付期限を引き延ばしております。
継続申請がおすみでない方は,こちらより 手続きが行えますので,お早めにお願いいたします。 また,2006年4月よりすべての手続き(新規・継続・変更・中止)を簡素化し, web経由で可能となりました。 各手続きは,「計算機利用に関する申請」より行えます。 隔月公開の DDBJ メールマガジン第32号 web 版です。 メールマガジンに関するご質問やご意見がありましたら ddbjmag@ddbj.nig.ac.jp までどうぞ。
ARSA (All-round
Retrieval of Sequence and Annotation) は DDBJ がWWW で提供している高速なキーワード検索システムです。
機能改善のため,以下の日程でサービスを休止いたします。 休止期間が長いのでご注意下さい。この間の検索には,キーワード検索システム SRSやアクセッション番号などによる検索システム getentryをご利用下さい。
国際塩基配列データベースは,欧州のEBI(欧州生命情報学研究所),米国のNCBI(国立バイオテクノロジー情報センター),
日本のNIG(国立遺伝学研究所)の3機関が共同構築していますが,毎年持ち回りで実務者会議を開催しています。
今年は英国ケンブリッジ南方の田園地帯に位置するゲノムキャンパス内にあるEBIで,5月21日〜23日に開催しました。
国立遺伝学研究所のDDBJ(日本DNAデータバンク)からは,7名が参加し,私も参加した一人です。
実務者会議の主たる議題は,国際塩基配列データベースの書式改訂です。 塩基配列データベースの中で生物学的な記載をコンピュータソフトウェアで読み取りやすくするためのしくみとして, feature tableというものがあります。分子遺伝学の発展にともない,いくつかの新しいfeatureの提案がされましたが,同時に, あまり使われていないfeatureを統合しようという提案もありました。会議の結果についての詳細は別の機会にこのメールマガジン でも報告することになると思います。 例年,実務者会議の直後に同じ場所で開催されていた国際諮問委員会が,今年はTV会議を開催することになりました。 現在準備が進められており,もうすぐ開催の予定です。 これまでは,BLAST のみ複数クエリの受付が可能でしたが,FASTA,PSI-BLAST,SSEARCH,HMMPFAM にも複数クエリ受付機能を追加しました。
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Parsed for domains:
Model Domain seq-f seq-t hmm-f hmm-t score E-value
-------- ------- ----- ----- ----- ----- ----- -------
PF00310.11 1/1 2 264 .. 1 394 [] 203.6 4.3e-58 <- (ア)にリンク
PF04051.6 1/1 114 211 .. 1 193 [] -82.6 9 <- (イ)にリンク
PF03915.3 1/1 162 531 .. 1 471 [] -255.9 9.5 <- (ウ)にリンク
:
:
Alignments of top-scoring domains:
(ア) PF00310.11: domain 1 of 1, from 2 to 264: score 203.6, E = 4.3e-58
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(イ) PF04051.6: domain 1 of 1, from 114 to 211: score -82.6, E = 9
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(ウ) PF03915.3: domain 1 of 1, from 162 to 531: score -255.9, E = 9.5
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これまで,FASTA/SSEARCH で用いられているプログラム名が不揃いで,たとえば,fastx と fastx34_t の2つの表記が混在していました。これをバージョンを含まない表記に統一しました。バージョン番号はトップページ画面のサービス名のロゴ部分に表示します。 program パラメータをバージョン表記なしに統一しました([3]の方針と合わせる為)。当面は,どちらの表記でも実行可能です。
全サービスで統一しました。 結果受け取り方法に E-mail を選択し,HTML format をチェックしなかった場合は,メール本文中にtext 形式で結果が届きます。
DDBJ では全国各地で「DDBJing 講習会」を開催しています。
DDBJing 講習会は,塩基配列の登録方法や DDBJ が提供しているデータベース検索・解析サービスをユーザの方々に より深く理解して利用していただく助けになることを目指しています。 5月29-30日にかけて国立遺伝学研究所,生命情報・DDBJセンターで 第17回 DDBJing 講習会 in 三島 を開催しました。 前回の講習会で使用した資料は ダウンロードページ から取得できますので,どうぞご利用下さい。 次回の開催は未定ですが,開催に関するおしらせはこのメールマガジンとホームページ上でご案内いたします。 また,開催のご要望がありましたら検討いたしますので,以下のメールアドレスにお問い合わせ下さい。 ddbjing@ddbj.nig.ac.jp
DDBJ が登録を受付け,2007年4月から5月にかけて DDBJ/EMBL/GenBank 国際塩基配列データベースから公開した大量データは以下の通りです。
マウス EST 95,566 エントリの新規公開 2007.4.5
コムギ EST 194,853 エントリの新規公開 2007.4.5
メダカ strain Hd-rR の WGS 134429 エントリと CON 6928 エントリ,strain HNI の WGS 346141 エントリと CON 38235 エントリの公開
2007.4.18
Oryzias_latipes_CON_070402_1.seq.gz Oryzias_latipes_CON_070402_2.seq.gz Oryzias_latipes_CON_070402_3.seq.gz Oryzias_latipes_CON_HNI_070402.seq.gz Oryzias_latipes_WGS_070402_1.seq.gz Oryzias_latipes_WGS_HNI_070402_1.seq.gz
ヒト EST 134,569 エントリの新規公開 2007.4.24
メダカ(ニホンメダカ)の全ゲノム情報が国立遺伝学研究所や東京大学の研究チームによって解読され,
その概要配列が6月7日発行の英科学誌 Nature (vol447, pp.714-; Jul 7, 2007 / doi:10.1038) に発表されました。
メダカは日本人になじみが深く, 飼育のしやすさなどから日本では実験動物として良く利用されています。そのため, メダカ塩基配列データの多くは日本人研究者によって登録されています。 研究チームは7億塩基を解読し,20,141個の遺伝子を解明しました。8割以上がヒトの遺伝子と類似していることがわかり, そのため解読の成果は,今後脊椎動物進化の過程や,遺伝性疾患の原因の解明に役立つと期待されます。 この塩基配列は,Whole Genome Shotgun(WGS) ならびに Mass sequence for Genome Annotation(MGA) データとして DDBJ より DDBJ/EMBL/GenBank 国際塩基配列データベースに登録されており,アクセッション番号は, BAAF030000(Hd-rR, version 0.9),BAAF04000000(Hd-rR, version 1.0),BAAE01000000(HNI),ならびにACAAA00000001-ACAAA356693(5'SAGE tags) です。 データは getentryで取得または,anonymousFTP一括取得(下記参照)することができます。 また,FTP を利用したリリースデータ取得のページの「WGS データ」と「MGA データ」よりダウンロードすることができますのでどうぞご利用下さい。 参考 URL: http://medaka.utgenome.org/
2007年3月27日から30日まで,中国・上海交通大学にて第6回日韓中バイオインフォマティクス・トレーニングコースが開催され,日本からも
10名の受講生が参加しました。
参加者の一人である平澤竜太郎さんに参加報告レポートをご寄稿いただきましたので紹介します。 日韓中バイオインフォマティクス・トレーニングコースの詳細はこちらをご覧下さい。 ************************************************************************************ 「日中韓合同バイオインフォマティクストレーニングコースに参加して」 平澤 竜太郎 「初心者向けのバイオインフォマティクスの講習会があるよ。」 友人から聞いたそんな一言が参加のきっかけになった・・・。 主にマウスを用いた実験生物学を専門としている私にとって,バイオインフォマティックスは,生命現象を網羅的に捉えることが出来る眼と, 統計学やコンピューターの高度な知識が必要とされる,敷居の高い学問という印象があった。しかし,近年では我々の研究分野でも, ゲノムワイドで網羅的な解析や考え方が要求されることが多くなり,何か勉強をするきっかけが欲しい・・・, そんなことを考えていた矢先であった。せっかくの良い機会なのでバイオインフォマティクスという未知の分野に一度触れてみようと考え, この講習会に応募した。まずは,この講習会へ参加する機会を与えてくださった主催者のDDBJのスタッフおよび講師の先生方に深く感謝したい。 講習会が行われた上海交通大学は中国でも有名な理系の総合大学であり,上海市内にいくつかのキャンパスがある。その中でも, 会場となったMinhangキャンパスは,日本では考えられないほどの広大な敷地を持ち,同じキャンパス内にある宿泊施設から教室までは バスで15分ほどかかるほどの広さであった。受講生は日本・中国・韓国から各10人ずつの正式な参加者と上海交通大学の有志の学生を含めて, 計40〜50人ほどが参加していた。他の参加者と話してみた印象では,バイオインフォマティクスの関連分野を専攻している大学院生が 多かった気もするが,初心者だという参加者も比較的多く見受けられた。 講義は2日半にわたり,計10人(日本4人・韓国3人・中国3人)の先生方によって行われ,様々な生命科学関連のデータベースの利用法を 中心に,進化生物学やOmics(生命現象や生体物質の全体を網羅的に捉える学問の総称)といった実用的なバイオインフォマティクスまで 幅広く学ぶことができた。講習会中は1人1台のパソコンを利用し,講義を聴きながらデータベースやデータ解析のためのウェブサイトを 実際にその場で使用してみるという形で行われたが,講義内容は各分野の総論や研究紹介が中心であったため,初心者の私でも特に問題 なく講義についていくことができた。1日10時間にもおよぶ講義はとてもハードでタフなものであったが,幅広い分野を一度に学ぶことができ, 大変有意義な3日間であったと思う。特に,今まで実験生物学を専攻してきた私にとっては,数学や統計学を用いて生命現象の全体像を網羅的 に捉えるという考え方やその重要性に触れられたことは,自分の研究を別の視点から見直すための良いきっかけとなった。 講習会の性質上,研究の即戦力となるような知識や技術を身に付けるような内容にはなっていないが,その分,幅広い内容の講義を聴くことが できるので,初心者にとってはこの分野に触れる良いきっかけとなったのではないだろうか。また,既にこの分野で研究を行っている人にとっても, 日中韓の最先端の研究者が講師として招かれているので,そのような先生方と直に議論できる良い機会となったのではないかと思う。 さらに,中国・韓国からの参加者との交流が持てたことは,この講習会においてとても思い出に残っていることの一つである。 受講生の殆どが同世代の大学院生であることも手伝って,他の参加者ともすぐに打ち解けることができた。研究の話もとても興味深かったが, それ以上に大変印象に残っていることは,お互いの国の文化や言葉などに関する話をして交流を深めることができたことである。特に, 現地の中国人学生の案内で,皆で一緒に大学近辺の街を歩いて,色々な物を見たり食べたりし,共に楽しい時間が過ごせたことは, 私にとって忘れがたい思い出になっている。 加えて,主催者であるDDBJスタッフの配慮もあり,講習会の2日前に現地入りして上海市内の観光をすることができ,講習会以外でも とても楽しい時間を過ごせた。今回は私を含め4人の大学院生が遺伝研から参加しており,彼(女)らのおかげで上海での滞在がより充実したものになった。 特に講習会中はバイオインフォマティクスに不慣れな私をサポートしてくれた彼(女)らに,この場を借りて改めてお礼を言いたい。 最後に,このような手記の執筆の機会を与えてくれたDDBJスタッフにも感謝の意を表すと共に,この駄文が来年度の参加を考えている 学生の助けに少しでもなれば嬉しく思う。
getentry の停止について2007.4.13
ARSA に検索不具合発生 2007.4.24
ARSA での DDBJ,DAD 検索の一時停止 2007.5.15
BLASTの検索結果の Text View 画面での結果表示不備のお詫び 2007.5.24
ddbjmag@ddbj.nig.ac.jp
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Last modified: Oct. 07, 2011
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