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写真は,江川坦庵像と1853年に造られた韮山反射炉です。
江川坦庵は,江戸時代後期の伊豆韮山代官です。「世直し江川大明神」と言われるほど領民思いの名代官でした。
また,江戸海防の必要性を早くから唱え,幕府の命を受け,江戸内湾に砲台場(現在のお台場)の築造と,そこへ備え付ける大砲を造るために韮山反射炉の建設を行った人物です。
反射炉とは,金属を溶かし優良な鉄を生産するための炉で,溶解室の天井に熱を反射集中させ,高温を保つ構造になっています。韮山反射炉では,数多くの西洋式大砲や砲弾が鋳造され,江戸内湾に配備されました。
韮山反射炉は,実際に稼働した反射炉として,世界で唯一当時の姿をとどめています。日本の近代化に大きく貢献した産業遺産群の一つとして,平成27年度の世界遺産登録を目指しています。DDBJ メールマガジン第68号 web 版です。
