現在、DDBJ/EMBL/GenBank国際DNAデータベースでは、登録された塩基配列の認識番号として「アクセッション番号」(accession number)を用いています。 現在使用されているアクセッション番号は、アルファベット1文字のあとに5桁の数字が並ぶ形式となっており(例:D12345)、 欠番となっているアルファベットのOを除くと250万個のアクセッション番号を発行することができます。 しかし、このままでは現在のエントリー数の増加に対応できなくなることが明白であるため、1995年4月に行なわれた第8回国際DNAデータバンク実務者会議で 「アルファベット2文字のあとに6桁の数字」という方式の採用が決定されました。 続いて1996年4月に行なわれた第9回国際DNAデータバンク実務者会議で具体的な決定がなされました。 この方式によると6億2500万個のアクセッション番号を発行することができます。
DDBJでは現在のアクセッション番号(D番号)を使い尽くした後、ただちに「AB+6桁の数字」からなるアクセッション番号の発行を開始します。 また、「AA+6桁の数字」「AC+6桁の数字」「AD+6桁の数字」はGenBankが使用することがすでに決定しています。 この変更により従来のデータベース解析ソ フトウエアを修正する必要のある場合もありますので、ご注意下さい。