(1) NQS設定の変更について
1996年4月のVPP500公開より,現状のNQS設定方法にてVPP500を運用してきました。
この度,その間に寄せられたご利用者からのご意見を基に,
よりVPP500を利用しやすくするため,NQSの設定変更を行ないます。

(2) 変更内容
・時間帯によるキュー区別の廃止:
現状のA時間帯(6:00~20:00),B時間帯(20:00~6:00)を廃止し,
全てのキューを昼夜を問わず利用可能とします。
・CPU使用制限時間の変更:
現状の2時間を以下の通り変更します。
また,特に長時間実行するジョブ用として,sキューを新設します。

キュー名 使用可能
CPU数
制限時間 同時ジョブ
実行可能数(1)
重み(2) 1ユーザあたりの同時
ジョブ実行可能数(*)
 a01
 a04
 a08
 a16
  1
  4
  8
 16
24時間
18時間
12時間
 8時間
 20
  6
  3
  2
  5
  8
 12
 24
  6
  3
  2
  1
 s01
 s04
  1
  4
 14日
  7日
  4
  2
 12
 24
  2
  1

  投入可能ジョブ本数 同時実行可能ジョブ本数(3) 重み制限(4)
全ユーザ    10    6    30


(*)1ユーザあたりの同時ジョブ実行可能数 =
(4)/(2)sum{(2)の値×そのキューで実行中のジョブ本数} > (4)の値となるまでジョブを
投入可能。

(3) 運用開始日:1999年5月28日(金)21:00~