DDBJ では, WWWE-mailで提供している相同性検索サービス FASTA, BLAST,PSI-BLAST,SSEARCH,HMMPFAM のシステム更新を5月15日に行ないました。 その結果,新機能の追加や表記の変更がありました。詳細は以下の通りです。
[1] FASTA/SSEARCH/PSI-BLAST/HMMPFAMでの複数クエリ受付機能の追加
これまでは,BLAST のみ複数クエリの受付が可能でしたが,FASTA,PSI-BLAST,SSEARCH,HMMPFAM にも複数クエリ受付機能を追加しました。

[2] HMMPFAM 結果へのエントリ表示機能の付加


  • HMMPFAM の検索結果に Pfam エントリへの表示リンクを追加しました
  • seq-fに各アラインメントへのリンクを追加しました

=======================================================================Parsed for domains:Model      Domain  seq-f seq-t   hmm-f hmm-t     score  E-value--------   ------- ----- -----   ----- -----     -----  -------PF00310.11  1/1       2   264 ..    1   394 []   203.6  4.3e-58    

</code>
[3] FASTA/SSEARCH で使用されるプログラム名の統一
これまで,FASTA/SSEARCH で用いられているプログラム名が不揃いで,たとえば,fastx と fastx34_t の2つの表記が混在していました。これをバージョンを含まない表記に統一しました。バージョン番号はトップページ画面のサービス名のロゴ部分に表示します。
[4] FASTA E-mail サービスの program パラメータの変更
program パラメータをバージョン表記なしに統一しました([3]の方針と合わせる為)。当面は,どちらの表記でも実行可能です。
  • 修正前
    program パラメータとして fasta3_t,fastx3_t,tfasta3_t,tfastx3_t が指定可能
  • 修正後
    program パラメータとして fasta, fastx, tfasta, tfastx が指定可能。
[5] 結果返却 E-mail の文面変更
全サービスで統一しました。
[6] "In HTML format" オプションを "HTML format" 表記に統一しました
結果受け取り方法に E-mail を選択し,HTML format をチェックしなかった場合は,メール本文中にtext 形式で結果が届きます。
どうぞご利用ください。