--- あなたも生命情報の新展開に挑戦してみませんか? ---

日本DNAデータバンク(DDBJ)は、 INSDC; International Nucleotide Sequence Database Collaboration の一員としてNational Center for Biotechnology Information (NCBI) および European Bioinformatics Institute (EBI)  との国際協調の下に、世界中から日々送られてくるDNA配列データの登録・公開業務をを行っています。近年、この連携の枠組みで、いわゆる次世代シーケンサからの膨大なデータを蓄積・再利用可能とする DDBJ Sequence Read Archive (以下,DRA)にも取り組んでいます。また、配列の出現頻度やmicroarrayによる解析データなどを扱う DDBJ Omics Archive (以下、DOR) も準備中です。また、国内の個人ゲノムデータを、一定の制限のもとで、共有する枠組 (欧米の EGA、dbGaP に相当) についてNBDC と協同で準備中です。つきましては、今回、DDBJ、DRA、DOR、個人ゲノムデータのデータベースについて構築・公開を担当する特任研究員 (DDBJアノテータ)を募集致します。

業務内容:
  • DDBJ への塩基配列データの登録
  • 主として国内ならびにアジア諸国の研究グループが産出する次世代シーケンサからのデータを、NCBI およびEBI と協力して共通形式で蓄積する DRA の構築と運用
  • ArrayExpress と協調して解析データなどを共通形式で蓄積する DOR の構築と運用
  • NBDC と協同で国内の個人ゲノムデータを一定の制限のもとで、共有する枠組の構築

これにあたり、各研究グループとの連携,NCBI ならびに EBI のグループとの連携、NBDC、DBCLS との連携ならびに情報システムの開発を行うシステムエンジニアとの連携が重要。

募集人数:
若干名
応募資格:
分子生物学または生化学分野の修士または博士号取得者
DDBJ は国際的な事業ですので、英会話や英作文の基礎力を持っていることが望ましいです (英検2級程度以上) 。
勤務時間:
8:30〜17:15 (土・日・祝日休)
待遇:
国立遺伝学研究所の規約に則ります。
採用時期:
平成25年4月1日(予定)
#すぐに着任できる方を望みます。
選考方法:
書類選考を行い、選ばれた方を面接して最終合格者を決定致します。
応募方法:
履歴書、業績リストと「DDBJ でアノテータとして働く抱負」と題してA4一枚程度で書いたものを下記までお送り下さい。
なお封筒には「アノテータ応募」と朱書願います。
適任者が決まり次第、公募を終了します。締切ました。
書類送付・問合せ先:
〒411-8540 静岡県三島市谷田 1111
国立遺伝学研究所 日本DNAデータバンク  槇 美香
TEL : 055-981-6763 
E-mail : mimaki@nig.ac.jp

※ 提出書類に含まれる個人情報は、選考及び採用以外の目的には使用致しません。