DDBJでは、日本特許庁(Japan Patent Office: JPO)から送付される国際公開公報に由来した国際公報データ(塩基配列データ、アミノ酸配列データ)の公開を行っています。

(1) 国際公報データの公開番号フォーマット
現在の国際公報データの公開番号は以下のフォーマットで記載されており、公開番号先頭にWIPO (World Intellectual Property Organization)の国コードであるWOが記載されます。

公開番号フォーマット:WO [西暦4桁][固有番号6桁]
公開番号例:WO 2014123456

しかしながら2000年から2003年に登録された国際公報データの公開番号は、下2桁の西暦と5桁もしくは6桁の固有番号で記載され、現行の公開番号フォーマットと異なっておりました。

公開番号フォーマット:WO [西暦2桁][固有番号5-6桁]
公開番号例:WO 01123456
               WO 0112345

(2) 修正内容
2000年から2003年の国際公報データを公開番号で検索する際には、予め公開番号の構造を知っておく必要がありました。そのためそれらのデータが現在の公開番号フォーマットで検索が可能な様に、JPOと協力して現行フォーマットに合わせる一括修正を行いました。

修正例: WO 01123456 –(修正)-> WO 2001123456
          WO 0112345  –(修正)-> WO 2001012345
修正された塩基配列データ39,737件(WOna_list)、アミノ酸配列データ11,460件(WOaa_list)については、getentryARSAから公開されています。

修正データ例:
塩基配列データ   http://getentry.ddbj.nig.ac.jp/getentry/na/BD091582
アミノ酸配列データ http://getentry.ddbj.nig.ac.jp/getentry/patent_aa/BD649684