日本DNAデータバンク(以下 DDBJ)では,次世代シーケンサの出現にともなう計算機需要の急激な高まりに対応し,DDBJが所有する「解析サーバ PCクラスタ(ホスト名 an200)」を所内外の研究者に利用頂くため,以下の要領で,平成21年度「DDBJオープンシステムプロジェクト」を募集致します。
この研究プロジェクトでは,研究者自身に大規模計算機環境を提供し,様々なデータ解析,シミュレーションや,バイオ関連のプログラム開発,高速化に関する試用にお使い頂く事が可能です。
研究プロジェクト期間中は最大32ノード(256コア)を無償でご利用できます。
なお,応募が多い場合は,分割利用になる可能性もございます。
また,応募状況に応じて,今後オープンシステム計算機環境の拡張を検討する予定です。
- 1. 研究プロジェクトの対象
- 本研究プロジェクトの対象となる研究は「最大32ノード(256コア)」を使用する大規模計算を
大量に行う研究を対象とします。(上記ノード内での分割提供も可能です) - 2. 応募資格
- 申込者(代表者)は「国内の大学に所属する研究者,公共機関に所属する研究者」に限定します。
研究グループのメンバーは,情報・システム研究機構国立遺伝学研究所DDBJ塩基配列データ
ベース等利用規約に順ずる有資格者,すなわち:- 国内の大学に所属する学生・研究者
- 公共機関に所属する研究者
- 企業に所属する研究者,技術者
でなければなりません。
(来年度以降についても同様の募集を予定していますが,詳細についてはあらためて公表します。)
②期間中は,最大32ノード専用システムを無償で利用できます。
*募集締切りを延長しました
までに採否を申込者(代表者)にご連絡いたします。
審査にあたり応募課題について代表者に問い合わせを行なうことがあります。また,利用環境,利用
期間等について調整させていただく場合があります。
DDBJオープンシステムプロジェクト受付(下記)までお願いします。
DDBJ オープンシステムプロジェクト受付: E-mail:opensystem@ddbj.nig.ac.jp
サイトよりダウンロードできます。
- 平成21年度DDBJオープンシステム (PDF FILE)
- 平成21年度DDBJオープンシステム (Word 形式)
①申込年月日
②申込者(代表者)情報(所属,職名,電話,E-mail,連絡先住所)
③オープンシステムプロジェクト課題名
④オープンシステムプロジェクトの概要
⑤プログラム概要,必要な計算機資源,特記事項 等
なお,採択されたプロジェクトについては,DDBJホームページ等で申込み内容を公表させて頂く場合が
ありますので,ご了承願います。
- 1ノードあたりのスペック(最大32ノード)
- CPUXeon(4Core) 3.16GHz × 2
- メモリ16Gbyte
- ネットワーク1000Base-T
- 内蔵ディスク147Gbyte
- OSRed Hat Enterprise Linux 4.6 ES (EM64T)
- HPC開発/実行環境富士通Parallelnavi
ノード間共用ディスク領域
ディスク容量5Tbyte程度 (5Tbyte以上の利用については応相談)