共同研究会 「WABI から SABI へ」(生物情報資源の相互運用性)開催のお知らせ
国立遺伝学研究所では,共同研究会 「Web API for Biology (WABI) から Semantic Web API for Biology (SABI) へ」(生物情報資源の相互運用性)を開催します。役に立つバイオ分野の情報資源(データベースや解析ツール)を見つけ出して上手に利用したい,情報資源を複数つなげて利用しているが不便を感じている,情報資源の統合利用の今後の展開を知りたい研究者,技術者,研究企画ご担当者などが対象です。<プログラム内容> バイオ分野では,文献やデータが日々生産され続け,それらを蓄積する文献データベースやファクトデータベースなどの情報資源は大規模化し,それらを活用する解析ツールなども多様化しています。一方バイオ分野ではこれらのデータベースや解析ツールはフリーで公開されることが多く,誰もが自由に使えるという大きな特徴があります。遺伝研では,インターネットを介してこうしたデータベースや解析ツールを利用して誰もが容易に大規模で高度な解析を行うことが可能な研究基盤 WABI (Web API for Biology) を構築・運用し,ワークショップ を開催して,その普及に努めてきました。本研究会では,国内外の多くの生物情報資源に備えられるに至った Web API を選択・組み合わせて一連の解析手順を構築するワークフロー構築ツールを俯瞰し,続いて,データの相互連結性に加えてデータの意味・知識の相互連結性を目指す Semantic Web 技術の状況について俯瞰します。<div>
<h4> 開催要領</h4>
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- 日時
- 2010年3月24日(水)10:00 - 16:40
- 会場
- ライフサイエンス統合データベースセンター(東京都文京区弥生2-11-16 東京大学工学部12号館4階)会場アクセス
- プログラム
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- 「Taverna ガイド: WABIから見たTaverna」 重元 康昌 (DDBJ)
- 「Galaxy ガイド: DBCLS Galaxyの利用法」 山口 敦子 (ライフサイエンス統合データベースセンター DBCLS)
- 「KNIME ガイド: CBRC KNIME活用」 野口 保 (生命情報工学研究センター CBRC)
- 「Semantic Workflow 検索」 荒木 次郎 (三菱総合研究所 MRI) 2.Semantic WEB ガイド
- 「Linked Data の役割と現状」 武田 英明 (国立情報学研究所 NII)
- 「TogoWS とLinked Data の創出」 片山 俊明 (東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センター)
- 「Semantic Web による統合データベース構築事例」 豊田 哲郎 (理化学研究所)
- 詳細は,こちらをご参照ください。
- 参加申込方法
- 参加費無料 (要申込,先着30名)E-mail にて,SUBJECT(件名)に「参加申込」,本文に「お名前」と「所属組織名」をご記入の上,wabi2010@nig.ac.jp へお送りください。
- 問い合わせ先
- 国立遺伝学研究所 生命情報・DDBJ 研究センター (担当:大貫・植松)E-mail: wabi2010@nig.ac.jpURL: http://wabi2010.nig.ac.jp/index.html