募集は締め切りました
生命情報・DDBJ センターは生命科学研究を支える生物学情報の共有・解析基盤であるデータベースとスーパーコンピュータを運営しています。DDBJ センターは1987年から塩基配列を中心としたデータベースを米国 National Center for Biotechnology Information (NCBI) と欧州 European Bioinformatics Institute (EBI) と協力して運営してきましたが、近年、次世代シークエンサを始めとする測定機器の飛躍的な進歩を背景として個人データが急増しており、健常人や疾患患者のゲノム、遺伝子発現、バリアント、ジェノタイピングアレイデータや表現型情報のためのデータベースと解析基盤の拡充を急速に進めています。
DDBJ センターが運営するサービスと特任研究員(キュレータ)の業務については以下をご覧ください。
- DDBJ センターについて
- 運営スタッフ
- 2017年度 DNA データ研究利用委員会報告
- DDBJ update: the Genomic Expression Archive (GEA) for functional genomics data. Nucleic Acids Res 24 October 2018 doi: 10.1093/nar/gky1002
- 研究,健康,医療を支えるデータベース バイオミディア 第96巻 第2号 </li>
今回、DDBJ センターでは急拡大する事業を支えるため、データベースの運営、サービス開発に携わる特任研究員(キュレータ)を募集します。
- 業務内容:
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- 研究者から送られてくるデータを生物学的知見に基づいて査定し、ルールに則った形式でデータベースへ登録する。
- キュレータ、開発者、バイオインフォマティクス研究者、サービスのユーザ、EBI/NCBI 等の関係者と協力してデータベース運営上の課題を解決する。
- 生命科学、バイオインフォマティクス研究、海外のデータベース動向把握のための国内・海外出張や研究者との打ち合わせ。
- サービス運営・改善のためのプログラム作成やシステム開発
- 募集人数:
- 1名
- 応募資格:
- 分子生物学・情報科学または関連する分野の修士号または博士号を取得した者、又は、学位取得が見込まれる者。
DDBJ センターは国際的な事業を運営しているため,英文読解,英会話と英作文の能力は必須。
UNIX 利用とプログラミング経験必須。加えてバイオインフォマティクスの経験を有している方を優遇。
- 任期:
- 年度契約で審査の上更新(最長2023年3月まで)
- 待遇:
- 情報・システム研究機構 国立遺伝学研究所の規定に準じます。
参考: 裁量労働制。年俸額410万円~(税込み)。通勤手当(条件付)。文部科学省共済・労災保険・雇用保険適用。
- 応募締切と着任時期:
- 適任者(募集1名)が現れ次第締め切り。着任時期は相談に応じます。
- 選考方法:
- 書類選考を行い,選ばれた方を面接して最終合格者を決定いたします。書類選考や面接の結果は結果のいかんに関わらず連絡いたします。
- 応募方法:
- 履歴書,業績リストと 「1)これまでの研究や仕事の実績,及び,持っているスキル, 2)それらのスキルを活かしてどのように DDBJ センターの業務に貢献するか」 を記述した書類を,Word,Excel,もしくは PDF ファイルで作成し,下記までメールでお送り下さい。 メールの件名を「キュレータ応募」とし,本文にもその旨明記してください。 適任者が決まり次第,公募を終了いたします。
- メール送付・問い合わせ先:
- 〒411-8540 静岡県三島市谷田 1111 国立遺伝学研究所 生命情報・DDBJ センター 槇 美香
TEL : 055-981-6763 E-mail : mimaki@nig.ac.jp
提出書類に含まれる個人情報は,選考及び採用以外の目的には使用いたしません。