データの公開共有、アクセスと利益配分(Access and Benefit-Sharing, ABS)に関する確認

BioData Science Initiative(BSI)が運営するデータベース(DDBJ、BioProject、BioSample、DRA、GEA、MetaboBank)にデータを登録すると、BSI 利用規約(BSI Terms of Use)に同意したことになります。利用規約では、登録するデータを公開共有してよいことを確認していただいています。

なぜ確認が求められるのですか?

これは、生物多様性条約(Convention on Biological Diversity, CBD)の締約国が COP16(Decision 16/2)において科学データベースに対して求めた事項に対応するものです。この決定は、配列データベースに対し、利用者へアクセスと利益配分に関する情報を提供すること、および登録者に対し登録するデータを公開共有してよいことを確認してもらうことを求めています。BSI ではこれを受けて利用規約を改訂しました。ABS の背景については、ABS クリアリングハウス(ABS Clearing-House)をご参照ください: https://absch.cbd.int/en/

データを登録することで、BSI 利用規約に同意したことになります。この規約には、登録者としての義務(duty)、ヒト由来研究データの取り扱い、および遺伝資源のアクセスと利益配分(ABS)に関する規定が含まれます。BSI 利用規約はこちらをご覧ください: https://www.ddbj.nig.ac.jp/policies.html

この確認によって、何か支払いが必要になるのですか?

いいえ。これはデータを公開共有してよいことの確認であり、支払いの義務を生じさせるものではありません。CBD の多国間メカニズム(multilateral mechanism)を通じた利益配分は、主に配列データの利用によって利益を得る商業的な利用者を対象としています。この情報は、すべての利用者に周知するために提供しているものです。

何を確認しているのですか?また、同意できない場合は?

ご自身が知り得る範囲で(to the best of your knowledge)、データの公開共有を妨げる制約がないことを確認していただいています。たとえば、研究試料移転契約(material transfer agreement, MTA)の条件、各国の ABS に関する許可(permit)の条件、または機密保持義務などが制約にあたります。こうした制約があり、同意できない場合は、そのデータを公開データとして登録しないでください。

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