日本 DNA データバンク (DNA Databank of Japan, DDBJ) センターは塩基配列を中心とした生物学的なデータを収集・保存・提供する国際的な公共データベースを1984年から運営しています。DDBJ センターは生命科学研究をサポートする情報共有基盤として,研究手法の進化に伴い,運営するデータベースを拡充してきました。近年では,次世代シークエンサから出力されるデータのための Sequence Read Archive,個人ゲノムデータを一定の制限のもとで共有するためのデータベースである Japanese Genotype-phenotype Archive を新たに設立・運営しています。DDBJ センターが運営するデータベース:
- DDBJ
- Trace Archive
- Sequence Read Archive (DRA)
- BioProject
- BioSample
- Japanese Genotype-phenotype Archive (JGA)
これらのデータベースは,米国 National Center for Biotechnology Information (NCBI) と欧州 European Bioinformatics Institute (EBI) との国際協調体制のもとで運営されています。今回,DDBJ センターでは拡大する事業を支えるため,データベースの運営に携わる特任研究員 (アノテータ) を募集いたします。業務内容:
- 研究者から送られてくるデータを生物学的知識に基づいて査定し,記載規則に則った形式でデータベースへ登録する。
- DDBJ アノテータ,開発者,スタッフや EBI/NCBI の関係者と協力してデータベース運営上の課題を解決する。
- データベースのユーザと意見交換し,DDBJ センターの事業を改善する。
- ※ 担当するデータベースは採用後の研修が終了した後,本人の希望等を考慮して決定いたします。
アノテータの業務内容については以下をご一読ください。
DDBJ センターの事業については以下をご一読ください。
- DDBJ の紹介
- 日本 DNA データバンク (DDBJ) メンバー
- The DDBJ Japanese Genotype-phenotype Archive for genetic and phenotypic human data.
- 募集人数:
- 1名
- 応募資格:
- 分子生物学または関連する分野の修士号または博士号取得者。
- DDBJ センターは国際的な事業を運営しているため,英文読解,英会話と英作文の能力は必須。
- プログラミングやバイオインフォマティクスの経験を有している方を優遇。
- 任期:
- 1年間 (状況に応じて,更新あり)
- 勤務時間:
- 8:30-17:15 (土・日・祝日・年末年始休)
- 待遇:
- 国立遺伝学研究所の規約に則ります。
- 応募締切:
- 2016年1月29日 (金) 必着 締め切りました
- 採用時期:
- 2016年4月1日から(相談に応じます)
- 選考方法:
- 書類選考を行い,選ばれた方を面接して最終合格者を決定いたします。書類選考や面接の結果は結果のいかんに関わらず2週間以内にメールで連絡いたします。
- 応募方法:
- 履歴書,業績リストと
- 「1)これまでの研究や仕事の実績,及び,持っているスキル,
- 2)それらのスキルを活かしてどのように DDBJ センターの業務に貢献するか」
- を記述した書類を,Word,Excel,もしくは PDF ファイルで作成し,下記までメールでお送り下さい。
- メールの件名を「アノテータ応募」とし,本文にもその旨明記してください。
適任者が決まり次第,公募を終了いたします。
- メール送付・問い合わせ先:
- 〒411-8540 静岡県三島市谷田 1111
- 国立遺伝学研究所 日本 DNA データバンク 槇 美香
- TEL : 055-981-6763
- E-mail : mimaki@nig.ac.jp
- ※ 提出書類に含まれる個人情報は,選考及び採用以外の目的には使用いたしません。