2023年5月17日から DDBJ BioSample で以下の二点が変更になりました。
いずれも配列データの品質とサンプルのトレーサビリティを向上させるための International Nucleotide Sequence Database Collaboration (INSDC) の取り組みの一環になります。  

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null value の記載方法

DDBJ BioSample において “null value” の記載方法が変更になりました。
必須属性の値がない場合は “missing” や “not collected” 等の “null value” の記載を許容してきました。しかし、今後は missing に続けて、「値がない理由」を8つの “reporting level terms” から選択して記載する必要があります。

以前

  • missing

今後

  • missing: control sample
  • missing: sample group
  • missing: synthetic construct
  • missing: lab stock
  • missing: third party data
  • missing: data agreement established pre-2023
  • missing: endangered species
  • missing: human-identifiable

詳しくは値がない場合の記載方法を参照してください。

サンプル採取場所と採取日時の必須化

全てのパッケージでサンプルの「採取場所」と「採取日時」の記載が必須になりました。

  • 採取場所: 生物学的なサンプルが採取された場所。少なくとも国や海洋を記載します。BioSample の geo_loc_name が対応する属性になります。
  • 採取日時: サンプルが採取された日時。少なくとも最も近い「年」を所定の書式で記載します。BioSample の collection_date が対応する属性になります。

詳しくはサンプル属性を参照してください。