利用規約
利用規約
最終更新日: 2024年4月1日
定義
本規約において使用する以下の用語は、各々以下に定める意味を有します。
- 「機構」とは、大学共同利用機関法人情報・システム研究機構のことをいいます。
- 「センター」とは、大学共同利用機関法人情報・システム研究機構国立遺伝学研究所生命情報・DDBJセンターのことをいいます。
- 「非アクセス制限データベース」とは、センターが利用制限を課すことなくデータを利用者に提供するデータベースのことをいいます。
- 「アクセス制限データベース」とは、センターが利用制限を課してデータを利用者に提供するデータベースのことをいいます。
- 「登録データ」とは、登録者がセンターに提供したデータのことをいいます。
- 「提供データ」とは、登録データ、登録データを加工したデータ、センターが独自に収集したデータを含むセンターが利用者に提供しているデータのことをいいます。
- 「非アクセス制限データ」とは、センターが非アクセス制限データベースから提供している利用制限が課されていないデータのことをいいます。
- 「アクセス制限データ」とは、センターがアクセス制限データベースから提供している利用制限が課されたデータのことをいいます。
一般規定
- 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 国立遺伝学研究所生命情報・DDBJ センター(以下、「センター」といいます。)はウェブサイト、検索・解析サービス、データベースサービス(以下、「オンラインサービス」といいます。)やスーパーコンピュータを提供することで生命科学研究をサポートしています(以下、センターの提供するこれらのサービスを総称して「本サービス」といいます。)。本サービスの利用を開始した場合(以下、本サービスを利用した者を「利用者」といいます。)、利用者は、以下に定める利用規約に同意したものとみなされるものとします。また、本サービス中、個別に規約が定められている(以下「個別規約」といいます。)サービスの利用にあたっては本規約に加えて、当該サービスの個別規約が優先して適用されます。
- センターに故意または重過失がある場合を除き、センターは、利用者が本サービスの利用に起因して生じた一切の損害について、何らの責任も負わず、利用者はセンターを免責するものとします。また、本サービスに関連して利用者と他の利用者との間または利用者と第三者との間において生じた一切の紛争については、センターは一切の責任を負わず、利用者はセンターを免責するものとします。
- 利用者は本サービスの利用に対して適切なクレジットの表明を行うものとします。
- センターは、必要に応じて本規約及び個別規約を変更することがあります。当該変更を行う場合、センターは、事前にウェブサイト等で周知するものとし、当該周知において示される変更後の本規約及び個別規約の施行日から、利用開始時期に関わりなく、全ての利用者に対して当該変更後の本規約及び個別規約を適用するものとし、利用者はこれに合意したものとします。
- 本規約又は個別規約のいずれかの規定又は規定の一部が、適用される法令などにより無効又は執行不能と判断された場合であっても、他の規定(既定の一部の場合は残りの部分)の有効性および執行可能性には影響しないものとします。
- 本規約および本サービスの準拠法は日本国法とします。また、本サービスの利用又は本規約及び個別規約に起因又は関連する一切の紛争については、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。
- センターが定める規約、ガイドライン及びポリシーの英語版は参考訳であり、日本語版と英語版の間に相違がある場合は、日本語版が優先するものとします。
オンラインサービス
センターのウェブサイトを介して(直接もしくは他のレポジトリから)利用できるソフトウェアについては、それぞれのソフトウェアの利用規約に従って利用してください。
著作権
センターが提供するウェブサイト(以下、「本サイト」といいます。)のコンテンツは、別途明記されている場合を除き、情報・システム研究機構に帰属します。利用者は、本サイト中の利用条件が個別に記載されていないWebページのコンテンツは Creative Commons Attribution 4.0 International license (CC-BY 4.0) を遵守する限りにおいて、自由に複製・再配布・改変することができます。
免責事項
- 利用者は本サイトの各コンテンツまたはそこに含まれる情報を、利用者自身の判断と責任において利用するものとします。
- 本サイトが提供する各コンテンツは作成時点までの信頼できると思われる各種情報やデータに基づいて作成されていますが、その真実性、正確性、有用性、完全性などに対してセンターはなんら保証するものではありません。
- 本サイトから提供している外部へのリンクに関し、リンク先の内容についてセンターは責任を負いません。また、リンク先のウェブサイトは当該ウェブサイトの規約に従って利用者の責任において利用していただくことになります。
- センターはオンラインサービスの継続的な提供、および、利用者に対する事前通知に努めますが、保守や更新、不可抗力による場合、その他必要のある場合には、サービスの運営を一時的に停止または中断できるものとします。また、センターはサービスの一時停止や中断に起因して生じた一切の損害について、利用者に対して何らの責任を負わないものとします。
- センターは事前に合理的期間の告知を経た上で、本サービスの全部または一部を終了できるものとします。
- オンラインサービス運営状況の変更その他の事情によりサービスの運営を第三者に移管する場合、センターはサービスの移管を本サイトにおいて告知するものとします。利用者が移管に同意できない場合、利用者はサービスの利用を終了することができます。告知後、利用者がサービスを利用した場合、利用者はサービスの移管およびそれに伴う権利義務の承継に同意したものとみなされます。
ウェブブラウザ
センターのオンラインサービスは最新版の Chrome、Firefox 及び Edge を使って利用することを推奨します。
データの利用
センターが提供するデータは個別規約で制限されていない限り、自由に利用・再配布・改変することができます。
- INSDC データは INSDC Policy に従って自由に利用・再配布・改変することができます。
- Japanese Genotype-phenotype Archive (JGA) データは NBDC ヒトデータ共有ガイドラインを遵守して利用する必要があります。
- AMED Genome group sharing Database (AGD) データは NBDC ヒトデータグループ共有ガイドライン を遵守して利用する必要があります。
- センターが提供しているセンター以外で作成されたデータは提供元の規定に従って利用する必要があります。
免責事項
- センターでは提供するデータの品質向上に努めていますが、その有用性、正確性、相当性、信頼性、完全性等の全てについてセンターは、一切保証するものではありません。
- センターが提供するデータは利用者自身の判断と責任において利用していただくものとし、当該利用に関連して発生した損害(第三者に対する損害を含む。)について、利用者はセンターを免責するものとします。
- センターが提供するデータの中には第三者に特許権、著作権、その他の知的財産権、遺伝子資源へのアクセスと利益配分に関する権利が帰属するデータが存在する可能性があります。利用者は、自己の責任において、当該データを利用し、当該データに係る第三者の権利を侵害した場合には、利用者自身の責任において対処するものとし、利用者はセンターを一切免責するものとします。
データベースへのデータ登録
データ登録ガイドラインを参照してください。
遺伝研スーパーコンピュータシステムの利用
遺伝研スーパーコンピュータシステムの利用に関する規定類を参照してください。
プライバシーポリシー
プライバシーポリシーを参照してください。
禁止事項
本サービスまたは情報の利用に際して、以下の事項を行うことを禁止します。
- センターまたは第三者の知的財産権、プライバシー権、その他一切の権利を侵害する行為、名誉、信用、財産を毀損する行為、またはこれらの行為を助長する行為
- 公序良俗に違反する行為
- 法令に違反する、または違反するおそれのある行為
- 不正アクセス、他人へのなりすまし、虚偽の申告や届け出を行う、大量の情報送信、不適切・不快なコンテンツの送信など、本サービスや本サイトの運営に支障を与える行為
- ウイルスを含むファイル、汚染ファイルその他、第三者のコンピュータの機能に損害を与えるようなファイルまたはウェブサイトへのリンクを保存または頒布する行為
以上の行為を行ったとセンターが判断した場合、センターは事前に利用者に何らの通知を行うことなく、当該利用者の本サイトまたは本サービスの利用停止および当該利用者のアカウントの停止、当該利用者が本サービスで保存中のデータの削除、当該利用者に関する個人情報の関係機関への通報や公表を行うことができ、センターはこれらの措置によって利用者に発生したいかなる損害についても責任を負わないものとします。
プライバシーポリシー
大学共同利用機関法人情報・システム研究機構国立遺伝学研究所生命情報・DDBJセンター(以下、「センター」といいます。)は生命科学研究を支える生命情報の共有・解析拠点として個人情報を取得・利用しています。センターはこれらの生命情報の取得・保有・利用に関連して適用される法令(個人情報保護に関する法令を含みます)を遵守し、情報・システム研究機構が定める情報・システム研究機構個人情報保護規程とともに以下のプライバシーポリシーに基づいて利用者その他のデータ主体のプライバシー保護に努めます。本プライバシーポリシーにおける個人情報処理の管理者(Controller)はセンターになります。
1. 情報の取得
センターは以下の個人情報を取得することがあります。
登録者情報
センターが運営するデータベースへのデータ登録時に登録者情報として氏名、電子メールアドレス、所属組織名、住所、電話番号などを収集します。登録者情報の利用目的等は本プライバシーポリシーをご確認ください。
登録データ
センター自ら又はセンターが共同で運営するデータベースへ登録されたデータについては、データ登録ガイドラインに従い、登録者からの登録を受け付けます。
問い合わせ者情報
センター宛のフォームやメールを送信する際、氏名、メールアドレス、所属組織名などを入力いただくことにより、問い合わせた方の個人情報(問い合わせ者情報)を収集します。
申込者情報
センターが主催する講習会やイベントへの参加申し込みフォームやメールに氏名、メールアドレス、所属組織名や職位などを入力いただくことにより、申込者情報を収集します。
利用者情報
センターのオンラインサービス利用アカウント申請時に氏名、メールアドレス、所属組織名などの利用者情報を収集します。
スーパーコンピュータの利用者情報
センターが運営するスーパーコンピュータの利用アカウント申請時に氏名、メールアドレス、所属組織名、住所、電話番号などの利用者情報を収集します。
ウェブサイトへのアクセス情報
センターが提供するウェブサイト(以下、「本サイト」といいます。)に利用者がアクセスすると、アクセスに関する以下の情報を自動で収集しています。
- アクセス元の IP アドレス
- アクセス元のドメイン
- アクセス日時
- アクセス先のページやファイル
- 本サイトの検索のために検索サイトで使用された語句
- Cookie 情報
- 利用者が使用しているウェブブラウザとオペレーティングシステムの種類とバージョン
なお、センターは、本サイトにおいて Google 社が提供するウェブアクセス解析ツールである「Google アナリティクス」を使用している場合があります。この際、アクセス情報が Google に収集される可能性があります。Google アナリティクスでデータが収集、処理される仕組みについては「GOOGLE のサービスを使用するサイトやアプリから収集した情報の GOOGLE による使用」を参照してください。
2. 情報の利用
センターは取得した個人情報を以下の目的で利用します。なお、取得した情報が個人情報である場合には、個人情報保護法その他の法令により認められる事由がある場合を除き、本人の同意がない限り、この範囲を超えて個人情報を利用することはありません。
登録者情報
- アカウントを発行するため
- アカウント情報を通知するため
- 登録データの帰属を示すため
- 登録されたデータに関する問い合わせや連絡をするため
- 登録者の所属を確認するため
- 登録データの統計を取得するため
- 登録に関する重要事項を通知するため
- 重要事項を通知するため
登録データ
個人から取得された登録データは当該データ主体の同意に基づいて取得・提供され、当該同意に基づいた制限が適用されます。非アクセス制限データは利用者の研究開発活動のためセンターから利用制限を課すことなく提供されます。アクセス制限データについては情報・システム研究機構 ライフサイエンス統合データベースセンター(以下「DBCLS」)と共同で利用され、NBDC ヒトデータ共有ガイドライン又は NBDC ヒトデータグループ共有ガイドラインに従って利用者に提供されます。登録データに関するプライバシーポリシーは「NBDC ヒトデータベースについて」を参照してください。
申込者情報
- 講習会やイベントに関する連絡のため
- 講習会やイベントの内容を検討するため
- 講習会やイベントのアンケート実施のため
問い合わせ者情報
- 問い合わせに対応するため
利用者情報
- サービスに関する問い合わせや連絡をするため
- アカウント情報を通知するため
- 研究会、講演、セミナー、その他の催し物などを案内するため
- 利用者からの問い合わせへ対応するため
- 重要事項を通知するため
スーパーコンピュータの利用者情報
- スーパーコンピュータの利用アカウントを発行するため
- スーパーコンピュータの利用アカウント情報を通知するため
- スーパーコンピュータに関する問い合わせや連絡をするため
- スーパーコンピュータの利用目的を公開するため
- 重要事項を通知するため
ウェブサイトへのアクセス情報
- 本サイトやサービスの利用者数やアクセス数を把握するため
- 本サイトやサービスの内容、構成、システム性能やその他の問題の改善のため
- 本サイトやサービスの利用者数やアクセス数の集計情報の報告や公表のため。集計情報はセンターの協力機関へ報告するために利用する場合があります。なお、個人が特定されるような情報が集計情報に含まれることはありません。
Google 社によるアクセス情報の利用については、1. に示した Google 社のウェブページを参照してください。
3. 個人情報の第三者提供
センターは、以下の場合を除き、個人情報の第三者提供は行いません。
- 個人情報の主体本人の同意がある場合。
- 法令により、センターが個人情報の提供を認められている場合。
- 統計的なデータなど利用者本人を識別することができない状態で開示・提供する場合。
登録データ、アクセス制限データベースの登録者情報、ウェブサイトへのアクセス統計を DBCLS と共同して利用することがあります。
4. クッキー (Cookie)
本サイトでは下記のとおりクッキー(Cookie)を使用しています。クッキーとは、本サイトのサーバから利用者のコンピュータ内に保存される小さなテキスト情報で、センターは本サイトの利便性を向上させるために使用しています。
クッキーの受け取りは、利用するブラウザの設定で無効化することができます。センターが推奨しているブラウザである Chrome と Firefox については以下のページを参照してください。他のブラウザについては各ブラウザのヘルプページを参照してください。
ただし、クッキーを無効にし、または、削除した場合、本サイトやその他のウェブサイト上のサービスが正しく機能しない可能性があります。
また、Google アナリティクスについては、以下のアドオンをブラウザにインストールすることによってもデータの使用を無効にすることができます。
Google アナリティクス オプトアウト アドオン https://tools.google.com/dlpage/gaoptout
5. 第三者が運営するセンターのオフィシャルサイトへのアクセス
センターはより多くの方々と有効に情報交換するためのツールとしてソーシャルメディアなどの第三者が運営するサービスを利用しています。このような第三者が運営するサービスの利用に対してはこれらのサービスのプライバシーやセキュリティポリシーが適用されます。 センターが利用している第三者が運営するサイトは「ソーシャルメディアにおける生命情報・DDBJセンターのオフィシャルサイト」を参照してください。
このような第三者のサービスのアカウントを保有している人が、センターのオフィシャルサイトでフォローやコメントなどの活動をするとこれらのサービスのプライバシーポリシーおよび当該アカウントのプライバシー設定に従って個人情報が収集されます。これらのサービスで収集された個人情報に関する取扱については各サービスにおけるプライバシーポリシーをご確認ください。センターはこれらのサービスを通じて収集された個人情報をセンターの職員以外と共有することはありません。
これらのサービスのプライバシーポリシーは以下になります。
- Twitter: https://twitter.com/ja/privacy
- Google and Youtube: https://policies.google.com/privacy?hl=ja
- Github: https://help.github.com/articles/github-privacy-statement/
- Facebook: https://www.facebook.com/msqrd/privacy
6. 個人情報の安全管理
センターは、提供された個人情報については、合理的な組織的・技術的なセキュリティ手段を講じ、センターで定めている情報セキュリティ基準に従って、その不正使用、紛失、改変および破壊を防ぎます。個人情報へのアクセス権限は当該情報にアクセスする必要のあるセンター職員、代理人、受託業者、その他の第三者に限定して付与します。それらの者は、雇用契約又は契約に基づき、秘密保持義務を負います。
7. 個人情報の保存期間
センターは適用される法令を遵守し、本サービスを提供するために必要な最低限の期間、個人情報を保管します。
8. 個人情報に関する主体たる個人の権利
センターは、情報主体たる個人から、法令の定めに基づき個人情報の開示、訂正、利用停止、消去等を求められたときは、情報・システム研究機構が定める手続きに従って行います。手続きの詳細は情報・システム研究機構が定める「情報公開・管理について」を参照してください。
- 個人は、センターが保有する自身の個人情報に関する情報を求める権利を有します。情報主体本人からの求めにより、センターは保有する個人情報の写しや保存期間に関する情報を本人にお渡しします。
- 利用者は、センターが保有する自身の個人情報の訂正や利用の停止を求める権利を有します。ただし、かかる訂正請求に理由があるか、センターが保有する個人情報につき法令の違反があるなど適用法令に基づき利用停止の申立が認められる場合に限ります。
- 上記権利の行使に費用はかかりません。センターは利用者の請求への対応状況に関する情報を速やかに提供します。ただし利用者からの請求が明らかに根拠を欠いているか過剰である場合には、センターは利用者に合理的な費用を請求するか、利用者の請求への対応を断ることがあります。
9. 問い合わせ先
個人情報の取り扱いに関するお問い合わせは以下の連絡先にお問い合わせください。
住所: 〒411-8540 静岡県三島市谷田1111 大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立遺伝学研究所 生命情報・DDBJセンター
連絡方法: 連絡フォーム
データ登録ガイドライン
これは生命情報・DDBJセンター(以下、「センター」)が運営するデータベースへデータを登録するためのガイドラインであり、データ登録者の権利、および、守るべき事項を述べています。
データ処理
センターは品質確保や利便性向上のため登録者から提供されたデータに対して明らかな間違いや不整合の修正、フォーマット変換や関連情報の追加をすることがあります。この目的を超えてセンターがデータ加工を実施する場合は登録者の許可を得るものとします。
登録者の権利と義務
センターが実施した改変部分以外のデータの内容や品質に関する責任は、データの登録者が負うものとします。登録者は自身が登録したデータを更新することができます。登録者はデータ利用者やデータベース担当者からの登録内容に関する問い合わせに応じる義務があり、また、そのために登録された連絡先を正しく保つ義務を負っています。登録者の判断が必要な事項についてセンターはできるだけ登録者と連絡をとることを試みますが、センターがやむをえないと判断した場合においては、登録者が所属する組織の上長と相談し、その上長の判断に従うこととします。 データは研究責任者(Principal Investigator)の許可なく登録しないでください。 個人に由来するデータの登録については「ヒトを対象とした研究データの登録について」を遵守してください。
データの公開
登録者からセンターのデータベースに提供された科学的なデータは、非アクセス制限データ又はアクセス制限データの種別に従い、以下のデータ公開原則に従って公開されます。センターは当該公開によって登録者を含む第三者の著作権、特許を受ける権利、その他知的財産等の一切の権利に関するいかなる損害についても一切の責任を負わず、当該責任は登録者が負うものとし、センターに損害が発生した場合には、登録者が当該損害を補償するものとします。
データ公開原則
センターでは以下の原則に従ってデータを公開しています。2. または 3. の場合には登録者の事前の了解があるものとし、改めて確認を行うことなくデータを公開しています。
- 登録者から公開依頼の連絡を受けた場合
- データに対応するアクセッション番号の公表を確認した場合。公表とは、学術論文 (in press での on-line preview や preprint server で公開された論文も含む)、学会、インターネット、報道機関などを媒体とした発表によってアクセッション番号を不特定多数の対象に知らせる行為を指します。また、DDBJ/DRA/GEA/BioSample データにおけるアクセッション番号の引用記載といったデータ間の引用も含みます。登録者以外の第三者が過失により他人のアクセッション番号を公表した場合などは該当しません。
- 登録者が設定した公開予定日が到来した場合
データ登録システムの適切な利用
ファイルアップロードエリアの利用
データベースへのデータ登録のためのファイルをアップロードする登録者のプライベートエリアは、データ登録が完了するまでの一時的なファイル置き場です。半永久的なデータ保管機能はデータベースそのもので提供しているため、センターは、削除前にできるだけ登録者に通知いたしますが、プライベートエリアに半年以上置かれているファイルを削除する権利を有するものとします。また、センターは、当該プライベートエリア内にあるデータの消失については、センターの故意、過失に関係なく、一切責任を負わないものとします。
登録アカウントの作成
- 利用者はセンターの利用規約やポリシーに同意してアカウントを作成したものとみなします。
- センターは利用規約の禁止事項で定めるサービス利用措置を受けたことがある者に対してアカウント作成を拒否することがあります。また、センターはその理由について一切開示義務を負わないものとします。
登録アカウントの利用
- 利用者が登録アカウントを利用するにあたっては以下を遵守しなければなりません。
- アカウント利用者の変更や異動により利用者情報が変更になった場合は速やかに利用者情報を更新すること。
- アカウントを他人と共有しないこと。
- 利用者の責任においてアカウント ID、パスワードと秘密鍵を適切に管理および保管すること。
- アカウントが不要になった場合は速やかにセンターに連絡すること。
- アカウントの利用による本サービス上の行為は、すべて当該アカウントの発行を受けた利用者の行為とみなすものとします。
- アカウントの不正使用に対して、センターは当該アカウントの一時利用停止や永久的な停止を実施することがあります。
利用者情報の第三者への提供
利用者は、以下の場合にセンターが利用者の情報を必要な範囲で第三者に提供し、必要な措置をとることに同意するものとします。
- センターにおいて、利用者からの同意を取得することが困難、もしくは、不適切であるが、かかる第三者への提供が業務上必要であると判断した場合。
- センターが定める禁止事項を利用者が行っていると判断した場合。
ヒトを対象とした研究データの登録について
登録の前に
研究対象者に由来する試料を用いた研究において得られたデータ(以下、「ヒトデータ」といいます。)をセンターが運営するデータベースに登録する場合、研究対象者の尊厳及び人権は、適用されるべき法令、指針、ガイドライン、登録者が所属している機関の方針に従い、登録者の責任において保護されている必要があります。原則として、研究対象者を直接識別し得る情報はメタデータから取り除いてください。
法令、指針、ガイドラインの適用外となる研究(例えば、既に学術的な価値が定まり、研究用として広く利用され、かつ、一般に入手可能な試料(*1)を用いた研究)以外の研究において得られたヒトデータをセンターのデータベースへ登録するにあたり、以下の点を確認してください。
- 提供予定データを産出した実験手法、研究対象(疾患や試料など)、および、データ公開・共有方法が明記された研究計画書が倫理審査委員会において承認された上で研究を実施する機関の長により許可されていること。
- 研究計画書やインフォームド・コンセント説明同意文書内に、データをデータベースへ提供することが記載されていること。また、制限公開(アクセス制限)データとして提供する場合は、利用者要件を満たす民間企業を含む国内外の研究者間で共有されること、非制限公開(非アクセス制限)データとして提供する場合は、誰もが閲覧できるかたちでインターネット上で公開され利用されること、が記載されていること。
- データを提供する前に、ヒトデータ審査委員会に提供予定データに関する提供申請をし、当該委員会で審査の上、申請が承認されていること。
*1 HeLa 細胞の全ゲノムデータは NCBI Database of Genotypes and Phenotypes (dbGaP) に登録してください。
アクセス制限とデータベース
ヒトデータを登録する前に、インフォームド・コンセントの際の研究対象者への説明・同意内容に基づき、データ公開に際してアクセス制限が必要かどうかを検討してください。
アクセス制限が必要な場合
アクセス制限データベース Japanese Genotype-phenotype Archive (JGA) へご登録ください。
アクセス制限が必要ではない場合
非アクセス制限データベースである DDBJ Sequence Read Archive (DRA)、Genomic Expression Archive (GEA)、MetaboBank、または、DDBJ データベースへご登録ください。原則、個人識別符号(*2)に該当するデータを非アクセス制限データベースへ登録することはできません。登録を希望する場合は、DBCLS にお問い合わせください。 個人識別符号に該当するゲノムデータが、データベースを通じて制限なく一般公開されることについて同意を受けている必要があります。
*2 個人識別符号については DBCLS の FAQ を参照してください。 個人識別符号の定義は個人情報保護委員会の「個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(通則編)」に示されています。
参考情報
- 個人情報保護委員会 個人情報保護法 法令・ガイドラインなど
- 人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針
- NBDC ヒトデータ共有ガイドライン
- NBDCヒトデータ取扱いセキュリティガイドライン
- NBDC ヒトデータベース よくあるご質問(FAQ)
- ヒトデータに関するデータベース事業について研究対象者などに公開すべき事項
サービス・データ利用に対するクレジット
利用者は、生命情報・DDBJセンター(以下、「センター」)が提供するウェブサイトのコンテンツ、サービスやデータを利用した場合において、適切なクレジットをセンター及び提供者に対して付与しなくてはなりません。
ウェブサイト
利用者は、ウェブサイトの各コンテンツを利用した場合は、Creative Commons Attribution 4.0 International license (CC-BY 4.0) において推奨されている方法に従いクレジット(ライセンス種別と著作権者)を表記しなければなりません。
生命情報・DDBJセンター自体の引用
利用者が、生命情報・DDBJセンター自体を引用する場合は、センターの活動全般に関する最新論文を引用してください。
サービス
利用者が、センターの提供する個別のサービスを利用した場合は、各サービスのオリジナル論文を引用してください。オリジナル論文が無い場合は各サービスの URL を引用してください。論文の引用には相当しない場合においては、以下の例文を適宜改変して謝辞などにご記載ください。
日本語: 本研究は、生命情報・DDBJセンターの [データベース、検索・解析サービス名] を利用しました。
英 語: This research was performed using [database, search or analytical service name] of Bioinformation and DDBJ Center.
利用者が、センターのスーパーコンピュータシステムの資源を利用して得られた成果を発表する場合には、以下の例文を適宜改変して謝辞などにご記載ください。
日本語: 本研究は、情報・システム研究機構国立遺伝学研究所が有する遺伝研スーパーコンピュータシステムを利用しました。
英 語: Computations were partially performed on the NIG supercomputer at ROIS National Institute of Genetics.
データ
個別のデータを引用する場合は、データのアクセッション番号を、必要に応じて、そのバージョンとともに引用してください。個別のデータに関する詳細な内容について言及する場合は、各データが報告されている論文を引用することが適切です。
生命情報・DDBJセンターが提供するセンター以外で作成されたデータの利用
生命情報・DDBJセンターが FTP によるダウンロードや各サービスで二次的に提供しているデータの利用については、以下からリンクしている利用規定に準拠します。
- NCBI Refseq ddbj.nig.ac.jp/public/mirror_database/refseq/release/README
- PDB ftp.wwpdb.org/pub/pdb/advisory.txt
- UniProt ddbj.nig.ac.jp/public/mirror_database/uniprot/README
- ArrayExpress www.ebi.ac.uk/arrayexpress/about.html
- HINV ddbj.nig.ac.jp/public/mirror_database/hinv/README.txt
- International Genome Sample Resource (IGSR) www.internationalgenome.org/IGSR_disclaimer
ソーシャルメディアにおける生命情報・DDBJセンターのオフィシャルサイト
生命情報・DDBJセンターのソーシャルメディアにおけるオフィシャルサイト(アカウント)は以下になります。
- Twitter: @ddbj_topics
- Facebook: ddbjcenter
- Youtube channnel: ddbjvideo
- GitHub: ddbj