登録アカウント
D-way アカウント
生命情報・DDBJ センター では D-way アカウントシステムを運用しています。D-way アカウントは DDBJ センターの BioProject/BioSample/DRA/GEA/JGA データベース、及び、DBCLS の提供・利用申請システムで使うことができます。
- 責任者の許可のもとアカウントを作成し,データを管理してください。
- アカウントとパスワードはユーザが安全に管理してください。
- アカウント名は変更できません。
- アカウント情報の更新が反映されるまで10分程度時間がかかります。
- アカウント作成後、DBCLS 申請システムで利用できるようになるまで10分程度時間がかかります。
DDBJ センターではサイズの大きいファイルの転送に ssh 鍵認証を介した scp を利用しています。 そのため、DRA/GEA/JGA にデータファイルをアップロードするためには認証用公開鍵をアカウントに登録する必要があります。
DBCLS に提供・利用申請を提出するユーザは申請に必要なアカウント情報を追加します。追加した情報は申請フォームに自動入力されるようになるため、申請作業が効率的になります。
D-way アカウントをウェブサイトで作成
ウェブサイトでアカウントを作成
登録ポータル “D-way” (https://ddbj.nig.ac.jp/D-way) にアクセスします。
[Register for a new account] を押下します。
必要な情報を入力して [Continue] をクリックします。
Login ID:
- 4 から 24 文字
- 小文字,数字と “_” を含めることができます
- ”-“ と大文字は使えません
- 数字と “_” を先頭に使うことはできません
入力した内容を確認し、利用規約を読んで同意したうえで [Create] を押下します。
入力されたアドレス宛に確認メールが送信されます。
メール中のリンクをクリックし、パスワードを設定します。
アルファベットと数字を含む8文字以上のパスワードを設定します。
パスワード設定後10分以上待ってから D-wayにログインします。
必須項目を含むアカウント情報の入力画面が表示されます。情報を入力し [Update] を押下します。
DRA/GEA/JGA にデータをアップロードするためには認証用公開鍵の登録が必要です。
アカウント情報入力後10分以上待ってから、D-wayに再度ログインし、認証用公開鍵を登録します。
認証用公開鍵の登録
DRA/GEA/JGA にデータファイルをアップロードするためにはアカウントに公開鍵(ssh 認証用公開鍵)を登録する必要があります。
DBCLS に提供・利用申請をする方はアカウント情報の追加が必要です。
公開鍵/秘密鍵ペアの生成
Windows
D-way アカウントに登録する公開鍵は openSSH/PuTTY 形式のどちらでも問題ありません。 JGA データ復号は openSSH 形式の秘密鍵、WinSCP で指定する秘密鍵は PuTTY 形式のものを使用する必要があります。
OpenSSH 形式
JGA データ復号には openSSH 形式の秘密鍵を使用します。
Windows PowerShell を起動します。
PowerShell のターミナルで以下のコマンドを実行し、openSSH 形式の鍵ペアを生成します。
鍵ペアの生成。
デフォルトでは mtaro というユーザであれば C:\Users\mtaro に作成されます。
PS C:\Users\mtaro> ssh-keygen -t rsa
メッセージが表示されます。
Generating public/private rsa key pair.
パスフレーズを設定しない場合は [Enter] を押します。
Enter passphrase (empty for no passphrase):
Enter same passphrase again:
Your identification has been saved in id_rsa.
Your public key has been saved in id_rsa.pub.
"C:\Users\mtaro" に秘密鍵は "id_rsa" として、公開鍵は "id_rsa.pub" として保存されます。
実際の画面では以下のようになります。
OpenSSH 形式の秘密鍵 (id_isa) と公開鍵 (id_rsa.pub) がユーザフォルダ(例では C:ユーザ:mtaro の直下)に作成されます。
JGA のデータセット復号用公開鍵・秘密鍵ペアは -f オプションで利用申請 ID をファイル名に含めて保存するとペアを識別しやすくなります。
PS C:\Users\mtaro> ssh-keygen -t rsa -f J-DU999991
"C:\Users\mtaro" に秘密鍵は "J-DU999991" として、公開鍵は "J-DU999991.pub" として保存されます。
PuTTY 形式
データ転送ソフト WinSCP は PuTTY 形式の秘密鍵を使用します。
“PuTTY Key Generator” をインストールし,起動します。 下のように設定し [Generate] をクリックします。
ウィンドウのなかでマウスポインターをランダムに動かして鍵を生成させます。生成される公開鍵と秘密鍵を保存します。鍵は WinSCP でそのまま使用できる PuTTY 形式で保存されます。
JGA のデータセット復号用公開鍵・秘密鍵ペアは利用申請 ID をファイル名に含めて保存するとペアを識別しやすくなります。 例 公開鍵 J-DU999991.pub、秘密鍵 J-DU999991
Mac OS X
Macintosh HD > アプリケーション > ユーティリティ > ターミナル.app. からターミナルを起動します。
ターミナルで以下のコマンドを実行し,鍵を生成します。
鍵ペアの生成。
$ ssh-keygen -t rsa
メッセージが表示されます。
Generating public/private rsa key pair.
鍵の保存場所を指定します。[Enter] キーを押します。
Enter file in which to save the key (/Users/you/.ssh/id_rsa):
パスフレーズを設定しない場合は [Enter] を押します。
Enter passphrase (empty for no passphrase):
Enter same passphrase again:
Your identification has been saved in /Users/you/.ssh/id_rsa.
Your public key has been saved in /Users/you/.ssh/id_rsa.pub.
"/Users/you/.ssh" フォルダに秘密鍵は "id_rsa" として、公開鍵は "id_rsa.pub" として保存されます。
公開鍵を含んでいる隠しフォルダ “.ssh” を表示します。 ファインダーの “移動” メニューから “フォルダへ移動” を選択します。
“フォルダへ移動” ウィンドウでホーム直下の “.ssh” フォルダのパスを入力します。
公開鍵ファイル “id_rsa.pub” が表示されます。
その公開鍵ファイル “id_rsa.pub” をデスクトップなどにコピーし,アカウントに登録します。
JGA のデータセット復号用公開鍵・秘密鍵ペアは -f オプションで利用申請 ID をファイル名に含めて保存するとペアを識別しやすくなります。
$ ssh-keygen -t rsa -f J-DU999991
"/Users/you/.ssh" フォルダに秘密鍵は "J-DU999991" として、公開鍵は "J-DU999991.pub" として保存されます。
Unix
鍵ペアの生成。
$ ssh-keygen -t rsa
メッセージが表示されます。
Generating public/private rsa key pair.
鍵の保存場所を指定します。[Enter] キーを押します。
Enter file in which to save the key (/Users/you/.ssh/id_rsa):
パスフレーズを設定しない場合は [Enter] を押します。
Enter passphrase (empty for no passphrase):
Enter same passphrase again:
Your identification has been saved in /Users/you/.ssh/id_rsa.
Your public key has been saved in /Users/you/.ssh/id_rsa.pub.
"/Users/you/.ssh" フォルダに秘密鍵は "id_rsa" として,公開鍵は "id_rsa.pub" として保存されます。
JGA のデータセット復号用公開鍵・秘密鍵ペアは -f オプションで利用申請 ID をファイル名に含めて保存するとペアを識別しやすくなります。
$ ssh-keygen -t rsa -f J-DU999991
"/Users/you/.ssh" フォルダに秘密鍵は "J-DU999991" として、公開鍵は "J-DU999991.pub" として保存されます。
認証用公開鍵の登録
登録アカウントにログインします。”アカウント” ページ下部の “Public Key” エリアから公開鍵をアップロードします。認証用公開鍵ファイルを選択し,[Register public key] で鍵を登録します。
D-way ウェブサービスでは JGA を利用することができません。認証用公開鍵をアカウントに登録後、「JGA への登録手順」、及び、「JGA データの利用手順」に従ってサービスを利用してください。
アカウントの更新
アカウント情報を編集し [Update] ボタンでアカウントを更新します。登録した認証用公開鍵は新しいファイルをアップロードすることで上書きすることができます。
更新したアカウント情報が反映されるまで10分程度かかります。10分以上後で再度ログインしてください。
DBCLS 申請のための情報追加
アカウントに所属情報や日本語氏名、職位を登録します。 DBCLS 申請システムにログインし、右上のメニューから「ユーザ情報更新」を選択します。もしくは直接ユーザ情報管理サイトにアクセスします。
アカウント情報を入力するため「Edit」をクリックします。
所属情報や日本語氏名を追加で入力します。
- Laboratory, Faculty, Department
- Postal code/Zip code
- State/Prefecture
- Street
- Phone
- Job Title
- First name in Japanese
- Last name in Japanese
- Job Title in Japanese
「Save」で登録します。
パスワードの再設定
D-way ログインページ下部の [Forgot password?] をクリックします。
再設定するアカウント ID を入力し、[Submit] をクリックします。
アカウントが実在する場合、登録されているアドレスに再設定メールが送信されます。
パスワード再設定メール中のリンクをクリックし、新しいパスワードを設定します。
パスワード変更が反映されるまで10分程度時間がかかります。
10分以上後で D-way にログインしてください。
パスワードの変更
D-way からログインします。上部の Password メニューからパスワード変更ページへ移動します。
現在のパスワードと新しいパスワードを入力し、Change ボタンをクリックしてパスワードを変更します。
パスワード変更が反映されるまで10分程度かかります。
パスワードが変更されると以下の画面が表示されます。
メールアドレスの変更
Account の E-mail に新しいアドレスを入力して Update をクリックします。 変更前のアドレスに変更リクエストメールが送信されるので、本文中の手順に従ってアドレスを変更します。
データ登録に関するメールは各登録に記載されたメールアドレスに対して送信されます。
D-way アカウントに登録されているメールアドレスを変更した場合、登録に関するメールが送信されるよう、登録データ中のアドレスも変更する必要があります。
メールアドレス変更が反映されるまで10分程度かかります。
セッションの期限切れ
D-way でパスワード変更後、”Session Expired” と表示される場合があります。この場合、ウェブブラウザーのシークレットモード (Google chrome、Firefox) や別のブラウザーを使ってキャッシュがクリアされた状態で再度アクセスすると解消する場合があります。
秘密鍵ファイルの変換
Windows PuTTY から OpenSSH 形式
“変換” メニューの “鍵のインポート” を選択し PuTTY で作成した秘密鍵を読み込みます。
“変換” メニューの “OpenSSH 形式へエクスポート” を選択し,変換された秘密鍵を保存します。 OpenSSH 形式の秘密鍵は Unix と Mac OS X で使うことができます。
OpenSSH から Windows PuTTY 形式
“変換” メニューの “鍵のインポート” を選択し,OpenSSH で作成した秘密鍵を読み込みます。
[秘密鍵の保存] ボタンで PuTTY 形式に変換された秘密鍵を保存します。 PuTTY 形式の秘密鍵は Windows WinSCP で使うことができます。